水月書店(仮営業)

しるし書店出店のための準備ブログです。出店予定のしるし本の説明メイン予定です。

【しるし書店】準備号 本を発送するのが初めての方向け 本の発送方法のご紹介

今はメルカリの大流行で、ネットを介して個人間で

売買したことがある人が増えていると思います。

 

私は、以前の仕事ではネットショップ運営を、

プライベートではヤフオクユーザーとして、

売り手も買い手もそこそこ経験してきました。

その中で、本の発送方法がどんなものがあるか?を

実際に起きた問題なんかも合わせてまとめてみました。

 

本の発送方法って?料金は?

郵便局で展開している発送方法の中で、

本を送る時の手段としてメジャーなところと特徴を挙げてみます。

 

(1)ゆうメール

本って、重いですよね。そのため普通郵便(定形外郵便)を

使うと重量で思いがけない高額にもなります!

そこで、書籍やCD・DVDに特化して料金を別設定している

サービスが「ゆうメール」です。

普通郵便の対象限定特価サービスみたいな感じでしょうか。

私は、一般書籍はこれを使うことが多いです。

 

 

★注意点1★

中身が「書籍」等であるか、封をする前に郵便局員さんに

見せて確認してもらいます。なので、封をしてからお願い

すると「中身を確認させてください。(=開封して)

といわれます。

そこで、住所等書き込んだ後で窓口に持参し、

「ゆうメールで出したいのですが」と伝えて

中身を確認していただいたら、その場で封をします。

基本、窓口で発送します。

(ゆうメールと捺印するのでポスト投函不可)

 

★注意点2★

追跡は実質不可です。

例外は郵便物が相手に届かない場合。

「出した郵便が届かない」郵送事故の場合は調査要求はできます。

受取予定人でも差出人でも郵便局に出せます。

(投函した場所や日時、形状など所定の書面に記載します)

 

・・・ちなみに、前々職で膨大な郵便物を受け取る側で

この郵便事故が月に1通はあったのです。

そのためこれまで結構な回数の調査依頼を出しましたが、

残念ながら100%出てきませんでした!

 

その後は、調査結果報告が書面で1枚(2~3週間くらい後?)

もらえます。内容は、「調べたけど、その郵便物が今どこに

あるか、どうして無くなったのか分からないよ、ごめんね」

みたいな感じでした。ちーん・・・

 

★注意点3★

郵便局の補償対象外です。

つまり、品物を入れて送っていた場合、失われたものに

対して弁償を請求できないということです。

ただしるし本の場合、単純にその本の新品が弁償されても

意味がなくなります。(0ではないにしても)

これは、発送方法の事前相談で確認しておいた方がいいところ

だと個人的には思います。

 

(2)スマートレター

スマートレターは、A5サイズ・1kgまで全国一律180円で、

信書も送ることができるサービスです。

厚さ2cmまで可能なので、私はマンガとかこれを使うことも。

後、岩波新書とか最近流行りのの洋服コーディネート本なんかは、

これが一番安く済むと思います。

丈夫な封筒がデフォルトでついてくるのも使いやすいところ。

 

★注意点1★

追跡は実質不可です。上記参照。

★注意点2★

郵便局の補償対象外です。上記参照。

 

(3)レターパックライト

はい!絵本『えんとつ町のプペルを、クラウドファンンディングの

リターンやBASE(↓)で買われた方にはおなじみのアレですね。

 

レターパックライトのいいところは、上のスマートレターと

比べると

・大きくて(A4フィルサイズ)厚いもの(3cmまで)が

日本全国一率360円で送れる(ビジネス書は結構いける。

梱包資材にプチプチを使うと、意外に厚みが出るので注意!)

・郵便ポストに投函可能/受け取りもポスト投函してもらえる

(手渡し必須ではないので、ご不在が多い方に便利)

・追跡番号がある

・封筒単体がローソンでも買える

ですね!

最後の一つあなどるなかれ、営業時間内に郵便局の

窓口に行けないときとか、超便利!

後、スマートレターより封筒が分厚いのもいいですね。

★注意点★

郵便局の補償対象外です。上記参照。

 

(4)レターパックプラス

レターパックプラスの良いところは、ほぼそのまま引継。

大概の本なら1冊入る、厚さ制限がない便利なこちら。

手渡し限定なので、郵便事故率もかなり低い!

かわりに、再配達や受取の手間がかかる場合も。

日本全国一律510円なので、ゆうメールに比べると費用面で

上がります。でも、受取の確実性を求める遠方の方(離島組は

特に!離島については後で説明します)はこちらがいいかも。

ただし、やっぱり・・・

★注意点★

郵便局の補償対象外です。上記参照。

(5)ゆうパック

ラスト。送料がバラエティ豊富になるけれど、

郵便事故による紛失や配送中の破損の際、唯一

金銭的補償が受けられるのがこちら。

・・・ただ、しるし本の場合プライスレスなところ、

店主の視点は戻らない・・・

後、おそらく購入価格ではなく定価補償、または

新品での弁償(つまり、3人目の綾波レイ)と

なると思われます。

沖縄とか五島列島とか大島とか、離島組

本当に値段が上がるので要注意!!

 

と、長くなりましたがざっとご紹介してまいりました。

 

最後に、 封筒の中の本の梱包について。

・・・おそらく、しるし書店オーナーになられる方の多くは、

ゆうメールを使って本を送る際に、

本を直で封筒に入れる

ことは少ないと思います。

が、実際にあった話を元に。

webショップ店長時代、

強風・豪雨の際など荷物が届くまでの過程で箱が

ダメージを受けて、中身が濡れてしまうことが

ありました。

 

この場合の対応についてはまた別の機会に書きますが、

ゆうメールで送る場合、おすすめは

ジップロックに本を入れてから封筒に入れる、

(あるいは同等のもの)です。

これだと、何かの手違いで外の封筒がダメージを受けても、

中の本は難を逃れられます!

後、ジップロックは透明なのでゆうメールの中身確認も

しやすい!

こうやって発送したら、落札者の方が

「これ、いいですね!!」と大喜びされましたー。