【しるし本】松平家 心の作法 松平洋史子 2015年8月第3刷 講談社
定価1300円(税別)
一言にするなら「意識高い系」の本、だと思っていた。
と書いて、もしかして私の理解する「意識高い系」が間違っていたり
しないだろうか?とウィキペディア先生に確認したところ・・・
「意識高い系とは意識高い言動をする人、意識高い言動をするが実が伴っていない人を
揶揄した言葉である。」
・・・・・はい!やっぱり間違えてました!
まんま、前向きに自分磨きをしようとしている人のことだと思ってたけれど、
揶揄だったのか。奥深いな。
揶揄は別にして、「徳川270年、愛される所作と心構え」という
キャッチフレーズが示す通り、この本が提案する心の在り方や
生活習慣をガチで身に着けば、人から丁寧に接してもらえる機会が
どんなに多くなることだろう。
ガサツな言葉も揶揄も、丁寧に生きることが身についた人の前では
吹けば飛ぶホコリみたいなもの。歴史が違うぜ、歴史が。
今日は、本書に貼った付箋に書いた言葉をいくつかピックアップします。
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チャンスが次もあると限らない。打席に立つ機会を全て活かす。
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意識が行きにくいところから取り掛かる
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好きなものを見つめる意思
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悩んだら外に出よう
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感情の取り扱いがうまくなる=自分と上手に付き合う=人とも
この本は、文章がしとやかに整然としているので、ラインを引いたところが
たくさんあり、それをまた読み返したいと思います。
一文だけご紹介します。
「『素敵だな』という直感は、あなたの人生に欠けているものを
教えてくれることがあります。」
いかがでしょう?